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我が子の障害の受容 [発達障害]

自分の子どもに障害があると知った親は、それを受け入れていく必要があります。
自閉症児の父親としては第一人者といえるそらパパさんの著書に、そのプロセスが「受容の6段階」としてまとめてありますので、引用させていただきます。

<<段階0:ピリオド・ゼロ>>
 子どもの障害(の可能性)を知り、強いショックを受ける瞬間。

<<段階1:否認>>
 自分の子どもに障害があるはずはないと考え、「障害はない」という証拠ばかり探そうとする段階。

<<段階2:怒り>>
 なぜ自分の子どもなのか。「犯人」がいるのではないか、といった怒りを周囲や自分にぶつける段階。

<<段階3:取引>>
 障害を「治そう」と手を尽くし、何かにすがりつきたいと考える段階。

<<段階4:抑うつ>>
 障害を「治す」ことはできないと悟るが、障害を受け入れることもできず、気分が落ち込んで何も手に付かなくなる段階。

<<段階5:受容>>
 子どもの障害をあるがままに受け入れ、精神的な平静が取り戻される段階。

<<段階6:充足>>
 子どもの障害に取り組む人生に積極的な意義を見出し、高い精神的充足感が得られる段階。

私にとっての「ピリオド・ゼロ」は、「あおの障害を知るまで④」に書きました。
その後は、概ね上記のプロセスに沿ってきたと思います。
特に「段階1」と「段階3」に長くとどまり、ありとあらゆることを調べてきました。
そのことについては、次回以降に書きたいと思います。


自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト―お父さんもがんばる!「そらまめ式」自閉症療育

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  • 作者: 藤居 学
  • 出版社/メーカー: ぶどう社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本



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