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応用行動分析「ABA」 [発達障害]

療育の王道「TEACCH」でTEACCHについて、書きました。

本人が行動しやすいような周りの環境作り(構造化)が、TEACCHの概念と言えます。

それに対して、本人自体のできることを増やしていこうという方法にABAがあります。

ABA(応用行動分析)は、例えばイルカのショーにも使われています。

簡単に言うと、イルカがジャンプを成功したら餌を与える、失敗したら罰を与えるということです。
(罰を与えているのかは知りませんが)

そうすることにより、イルカは頑張ってジャンプを成功させようとします。

これを発達障害に当てはめると、好ましい行動をするとご褒美を与え、問題行動を起こすと罰を与える、ということになります。

これは発達障害に限らず、一般にも行われていて、例えばテストでいい点を取ると何か買ってあげたり、宿題を忘れると廊下に立たせたり、ということになります。

ただ、これを実践するには注意が必要です。

例えば、課題をやらせてできなかったときに罰を与えていると、課題自体を嫌がってやらなくなってしまいます。

しかし、難しく考えずに、ご褒美を与えるということだけを実践していけばいいと思います。

できないときは、手を取ってでも手伝って成功させ、ご褒美を与えると。

課題をやること自体を嫌がられないようにする必要があります。

課題をやらせる以外にも、会話のやりとりにも応用することができます。

我が家では、以下の本を参考にしました。

家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 (学研のヒューマンケアブックス)

家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 (学研のヒューマンケアブックス)

  • 作者: 井上 雅彦
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2010/04/28
  • メディア: 単行本



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